事業内容

Service

院内感染対策支援

独自の清掃システムで院内感染を防ぎ、クリーンな医療環境を実現

山下医科器械では、医療機関の清掃のプロフェッショナルである(株)サンエイとのパートナーシップにより、エビデンスに基づいた数値を基準とした清掃管理をご提供することで院内感染を防止し、クリーンな医療環境の実現をお手伝いいたします。本来の専門職の仕事に集中してもらうことで、労働負荷の低減とコストの削減が可能となり、職員満足の向上へもつながります。

院内感染対策サービスの流れ

OP室の清掃例

院内感染は医療機関にとって経営上の大きな課題となっています。熱心に取り組んでいる施設であればあるほど、OP室の看護師さんが、術間・術後に大変な苦労をしながら清掃をなさることも珍しくありません。しかし実際、どれだけきれいになったかは、(感染の視点から見て)計測できないのが現状です。せっかく清掃をしても、その手法や使用機材、薬剤が適切でなければ十分な効果は得られません。

そこはプロの清掃に任せて、本来の専門職の仕事に集中してもらうことにより、労務負荷の低減とコストの削減が可能となり、職員満足の向上へも繋がります。

  1. ヒアリング&現状測定レポート
    現状のヒアリングを行い、環境測定の効果的なプログラムをご提案いたします。
  2. 感染対策清掃実施
    施設の現状に合わせて、術間・術後・定期清掃など専用の機材と手法で効果的な清掃を実施します。
  3. 効果測定&業務改善提案
    専門職の労務負担を軽減するとともに、感染対策の効果を上げ、同時にコスト削減を実現します。

ATF測定の様子

OP室「日常掃除」の様子

OP室「定期掃除」の様子

専門のシステムスタッフによる万全のサポート体制を構築

弊社では、(株)サンエイとのアライアンスにより医療系・介護系施設を対象に独自のサニテーションシステム(感染対策の環境除菌清掃)を提供しています。

当システムは、専門のスタッフがCDCのガイドラインを基にATP細菌測定法にて問題箇所を明確にしてEPA承認クリーナをOSHAの規格、手順、教育に則った清掃仕様を作成しエビデンスのある環境管理をご提案いたします。

米国の感染対策の基準を取り入れ、日本の建築物に対応したシステムを構築しています。

「ATP」微生物測定法

通常の清掃であれば、目視で美観度を保つことは可能ですが、免疫力の低下しているお年寄りの方々への清掃環境管理には微生物のコントロールが必要と考え、わずか30秒で菌と菌が増殖するうえで必要となるタンパク質を測定できるルミテスターを導入しております。どこがどのくらい汚染されているか、どの薬剤でどのくらいおきに清掃すればよいかが見えてきます。

「ATP」とは?

ATPとはアデノシン三リン酸のことであり、地球上のすべての生物のエネルギー源で、微生物・食品残渣などにATPは存在しています。ルミテスターを用いて、ATPの量を測定することで、汚れ具合を判定することができます。また、従来の微生物培養では、検出・数値化できなかった食品残渣をATP量として数値化することができます。

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