人材育成支援
目の前のひとりの患者に望まれる医療専門職をひとりでも多く。
人の命をあずかる医療現場では高度な知識と技術を駆使し、さらに、細心の注意を払って業務が行われています。しかしこの現場でのコミュニケーションのズレには、医療事故や医療ミスに直結する危険性をはらんでおり、さらに患者側の完璧な医療への期待と、医療者側の限界がある医療の不確実とのズレが患者の苦情や不満につながる要因にもなります。
山下医科器械では、これまで多くの医療機関に対し、模擬患者参加型のシミュレーション・トレーニングを提供してきた株式会社薫陶塾とのアライアンスによって、これらの課題を解決すべく、人材の育成に力を入れております。「学習者自らが、気づいて変わる」という教育コンセプトに基づき、医療コミュニケーション力を高め、よりよい医療現場の実現に貢献します。
意識への"ズレ"へ気づくことの重要性
「説明したつもりなのに、理解されていない内容」「悪意はないのに、傷つけてしまっている何気ない一言や態度」など、まずその現実に気づくことが、患者の苦情や不満を信頼に変える第一歩です。
医師と患者の間のズレは、情報を伝える側の意識の差によって生じます。そのズレに気づくのは両者にとって重要なことです。
学習という失敗が許される場での"動機づけ"
「気づけば変わるきっかけが得られる」「経験から気づき学ぶ」ということも言えますが、気づきはあくまでも学習という失敗が許される場での動機づけであってほしいとは誰もが願うところです。そのためにより現実に近いシミュレーション・トレーニングが大いに役に立ちます。
医療現場におけるさまざまな課題を解決します
チーム医療を推進したい
すべてのスタッフが、チーム医療として患者満足度の高い高品質の医療サービスを提供すべく働く職員一人ひとりの意識とスキルを高めます。
コミュニケーション力を強化したい
患者さんからの過剰な期待を背負ってストレスが多い状況で働く医療従事者には、医療におけるコミュニケーションは「リスクコミュニケーション」という認識が欠かせません。
患者満足をさらに高めたい
医療従事者における心のこもった接遇は、患者さまやご家族の満足度向上に大きく影響します。
ホスピタリティ力を向上したい
患者さんの立場に立って、思いやりのある言葉かけができるなど「ホスピタリティマインド(心のこもった接遇)」あふれる医療スタッフになるためにホスピタリティマナーを学びます。
クレーム対応力を強化したい
クレーム対応は単に対応力のスキルを身につけたり、処理の方法を学べばよいというものではありません。
患者さんと医療者の架け橋になりたい
治りたい、元気になりたい患者さん・ご家族のために専門性を発揮して、治したい医療者との架け橋になるためのご提案をいたします。
患者さんやご家族の視点を身につけたい
目の前の顧客の向こうのお客様(エンドユーザー)をより深く理解することにより、医療界へはもちろん、社会へ貢献する企業を担う人材の育成を支援いたします。
学生や研修医向けに有効な教育をしたい
「鉄は熱いうちに打て!」医療・保険・福祉を学ぶ学生へ、志の醸成と基本スキルの獲得教育を企画・実施したい。
優秀な人材を確保・獲得したい
卒後臨床研修医教育を充実させることにより、優秀な人材を獲得し、研修医にも、スタッフにも、そして患者にとっても「いい病院」の実現を支援いたします。